みなさん、こんにちは。
今回はアメリカの高速道路事情についてです。
日本で高速道路というとほとんどが有料ですよね。
個人的に首都高なんて高速とは呼ばないほうが良いと思っているのですが…
さて、アメリカではほとんどがフリーウェイ(Free Way)と呼ばれていて、料金が無料で利用できます。
大体フリーウェイの標識は↓の感じです。
ですが、中にはToll Roadと呼ばれる、所謂有料道路も稀にあります。
トールロード(有料道路)の標識は↓の感じです。
普通のフリーウェイからトールロードに分岐するなんてこともありますので、Tollって標識を見かけたら有料ってことだと覚えておくとよいと思います。
このトールロード、ちょっと厄介なのですが、昔は日本のようにゲートがあり、お金を投げ入れたり、有人の精算所があったのですが、最近はテクノロジーが発達したおかげで、ゲートらしいものが一切ない、一見普通のフリーウェイと区別がつかないトールロードが増えてきています。
近年は超高感度カメラで通過した車を全て撮影し、全て把握されているよう。
じゃあ、どうやって清算するの?って疑問が出てくるのですが、日本のETCのように自動で料金を払える端末、EZ PassやFasTrakと呼ばれるものを入手し払える方法もあるのですが、ほとんどの人はそんな便利なものを持っていないアメリカ。
私も持っていません。
支払方法は、以下のサイトに自分で行って、Pay Toll Nowをクリックし車のライセンスプレート番号(日本でいうナンバープレートの番号)などの必要事項を入力します。
すると、もし料金を支払う必要がある場合は金額や通った道の名前など詳細が確認できるので、間違いなければクレジットカードなどで支払うと言う仕組み。
ここで更に忘れてはいけないことは、トールロードを使用した後48時間以内にこの処理を行わないと時間単位で罰金が増えていく、とっても恐ろしい仕組み。
中には基本料金$10未満だったのが、うっかり支払いを忘れていて数百ドルの罰金を請求されるなんてケースもあるようです。
日本から旅行でこられてレンタカーを使われる方もいると思いますが、侮るなかれ、このシステムはレンタカー会社ともちゃんと連動されていて、日本までしっかり請求が回ってきます。
私はこのトールロードの罰則を犯したことはありませんが、まだ日本に住んでいた大昔にアメリカに来た際、レンタカーでうっかり駐車違反の切符を切られ、忘れたころに日本の自宅まで違反金と罰則金を支払せよ!なんて通知が届いたことがありました。
なのでレンタカーを運転される方はトールロードの判別とトールロードを使ってしまった場合の支払い方法を覚えておくことをお勧めします!
いい加減ってイメージのアメリカですが、こういったことはしっかりしているアメリカ、全てをひっくるめて面白い国ですね。
それでは、みなさま、Have a great day!