日本のみなさま、こんにちは!
ちょっと遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします!!
さて2017年初回のBlogは映画の紹介を。
近年世界的に食品会社の偽装などが明るみに出たことなどによって、オーガニックや地産地消などの食材が注目されていると思います。
アメリカでもオーガニック系のスーパーが急速に増え、大手チェーンスーパーでもオーガニックフードを取り扱うところが非常に多くなっています。
日本のスーパーなどでは野菜のコーナーに農家の方々の名前や顔写真などを掲載し産地を明確にしているところもありますよね。
今回紹介する映画は色々な食材がどのように育てられ、加工され、私たちの手元に届くのか?を映像にまとめたものです。
原題は『Our Daily Bread』
邦題『いのちの食べ方』という2005年にドイツで発表されたドキュメンタリー映画です。
日本では2007年に公開されました。
現在も世界中のAmazonなどでDVDを購入することができます。
この映画はBGMもナレーションも一切なく、ただ淡々と映像が流されているんだけど、とっても引き込まれてしまう非常に興味深い映画です。
映画を作ったニコラス・ゲイハルター監督はBGMやナレーションをいれると本来意図していた受け止め方をされなくなると思ったからだそうです。
それと同時に見た人が自分なりの受け止め方をしてくれればという願いがこもっているそうです。
以下日本のオフィシャルHPに監督のインタビューが記載されています。
私は10年ほど前に会社員を辞め、調理師学校へ通って勉強をしたのですが、先進国である日本の食糧自給率は40%を切っています。
これは先進国の中でももっとも低く、これからわかるのはいかに食料調達において輸入に頼っているのか?
それにもかかわらず年間で残飯として処理される金額は何と11兆円(家庭からだされるもののみ)を超えています。
この金額は世界の中でもトップクラス。
消費大国のアメリカを抜いて世界一です。
もうすぐ新しい大統領が誕生するアメリカ。
そしてアメリカとは切っても切り離せない日本。
新大統領は今まで進めてきたTPPを白紙にすると明言していることから、今後どうなるのか?非常に気になります。
過去アメリカでおこった狂牛病の影響によってスーパーやレストランから安価な牛肉が姿を消しましたよね。
食だけでなく色々なものを輸入に頼っている日本。
みなさんはこの映画を見てどういう感想を持たれるでしょうか??
この映画、日本ではPG-12に指定されているようですが、絶対に子供の時に見ておくべき映画だと私は思います。
それではみなさまHave a great day!
Mita'kuye Oya'sin!!